わさびスルフィニルで解毒

わさびスルフィニルとは

わさびスルフィニルとは、本わさびに含まれている強力な毒消しのある成分です。正式名称は「6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート」といい、わさびをすりおろしたり、切ったりして細胞が壊れ、くっついていたブドウ糖と別れて生成されます。

わさびスルフィニルは解毒酵素を活性化し、体内の発ガン物質を無限化します。そのパワーは野菜の中でダントツのトップです。 わさびスルフィニルの主な健康効果として、解毒酵素の活性化、活性酸素除去、がん細胞増殖抑制、抗菌作用、抗ピロリ菌作用があります。

わさびスルフィニルは本わさびのみに存在していますが、その量は僅かで、含有量はたった0.04%です。よくあるチューブ入りわさびは西洋わさびが多く使われていますし、粉わさびは西洋わさびの乾燥粉末に着色料を加えたものです。本わさび入りと記してあってもわさびスルフィニルの含有量をよく確認してみてください。

わさびスルフィニルの解毒力

私たちは毎日の生活や食事の中から体内に有毒な物質を取り込んでいます。有害物質には、魚や肉のこげ、カビ、排気ガスなどがあります。これらの物質が体内に入ると酵素によって代謝され、発ガン物質などに変化しますが、肝臓に解毒酵素のGSTがあり、毒を無毒化してくれます。

わさびスルフィニルには肝臓に存在する解毒酵素の働きを活性化するGST作用があり、野菜の中で最も強力なのです。そしてその効果3日近く続き、作用が長時間持続します。

タマネギのケルセチンなどは有害金属と結びついて、体外に排出してくれると考えられていますが、わさびスルフィニルにもこの働きがあります。発がん物質の元となる毒素を無毒化、排出する力が高まり、結果として有害物質も一緒に体外に出していると考えられています。

わさびスルフィニルで活性酸素除去

私達の体内には紫外線、喫煙、ストレスなどによって活性酸素が発生し、遺伝子を傷つけていますが、わさびスルフィニルは活性酸素に対して発生を抑える働きがあります。

活性酸素で遺伝子が傷つけられることによって8−HdGという物質が尿の中に排出されます。そこで、わさびスルフィニルを毎日一定量、長期間摂取することにより、8−HdGの排出量が減ったという報告があります。これは体内で活性酸素の発生が抑えられて遺伝子のダメージが少なくなったためと考えられています。

抗酸化作用のあるものとしてポリフェノールが有名ですが、これは活性酸素を除去する作用であるのに対して、わさびスルフィニルは活性酸素の発生そのものを抑制する働きがあるところがスゴイですよね。

活性酸素抑制の効果を得るためには、わさびを1日5g摂ることが必要と言われています。そんな時は、わさびスルフィニルを配合したわさびサプリ を試すのもいいですね。

わさびの歴史

わさびは今やお寿司、刺身に欠かすことのできない薬味ですが、ワサビの歴史は、今から1300年前の飛鳥時代に遡ります。日本原産の植物で、奈良で発掘された飛鳥時代の木筒には「委佐俾」の文字があったそうです。そんな昔からワサビが日本で愛用されていたのですね。

平安時代には本草和名という薬草辞典には「山葵」の名で載っていて、貴重な薬草として用いられていました。江戸時代に入ってから、今のようにお寿司やさしみの薬味に使われてました。

昔の人もわさびには生魚の臭み消しや食欲刺激、細菌の増殖を抑えて寄生虫の害を減らすなど、毒消し作用があることを知っていたのですね。古文書のは魚の毒を消毒するといった表現も載っています。

わさびの豆知識

わさびは栽培法によて豊富な湧き水で育つ沢わさび(水わさび)と、冷涼で湿度の高い山間部で育つ畑わさび(陸わさび)に分けられます。畑わさびは葉や茎 を加工して、わさび漬けにし、沢わさびは生食として利用されます。

日本の主な産地は岩手県、静岡県、長野県、島根県などがあります。ワサビは1年中収穫されます。辛さは季節によって違い、春から夏の時期には、辛み成分の量が少なくなり、秋から冬には多くなるようです。

ワサビの特徴はなんと言ってもあの鼻にツーンとくる辛みですね。その辛みの正体は殺菌効果もあるので生ものと一緒にとるのがいいとされています。わさびの成分は発揮性なので、すりおろして短時間で消えてしまいますが、健康成分である、わさびスルフィニルは、すりおろした後、じわじわと数時間も成分反応が続き、25℃で3〜4時間増え続けます。

わさびをおろす時は金気をきらうので、サメの皮のおろし器がいいとされています。わさびは細かく刻んでも酵素反応が進んでわさびスルフィニルが生成されるので、わさびをアレンジして楽しみたいですね。


わさびスルフィニルで解毒
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